【上尾水辺守】上尾丸山公園自然環境保護課活動に参加しました!
12月6日、上尾丸山公園で生物多様性の環境保全に取り組む「上尾水辺守」の活動に参加しました。
集合後、まずは活動について生態工房の片岡さんから上尾水辺守の活動についてレクチャーがありました。

活動は主に外来種の防除、湿地環境の保全や再生で、生物多様性の危機にあった状況から2019年にかいぼりを実施して以降環境が改善され、自然共生サイトに認定されるなど、大きな成果を上げてきました。

その一つに水草の繁茂があり、水生生物の住みかや水質の安定に大きな効果がある一方で、大きく伸びた水草を放置すると倒れて陸地になってしまうため、こまめに刈る必要があるそうです。
というわけで今回はガマと呼ばれる抽水植物の刈り入れを行いました。
その前に、作業中の安全意識向上のために注意すべき事項を皆で共有するKY(危険予知)について発表しました。建設現場などでも取り入れられている大切なオペレーションの1つです。


では、胴長に着替えていざ池の中へ!





相手はなかなかに手ごわそうです。

上尾水辺守のメンバーから鎌の使い方などをレクチャーしてもらいました。




泥のぬかるみに足を取られながら進んでいきます。普段できない経験に声をあげながら一歩一歩進んでいきました。




鎌で根元からガマを刈り取っていきます。
刈り取ったがまを陸地まで運ぶことも大切です。手分けしながら作業を進めていきます。




受け取った水草を集めて天日干しにします。また、一般の方が触れることがないようにコーンを立てるなど細かな作業も分担して取り組みました。

楽しそうで何よりです。
水草の手入れの後は、湿地エリアに移動しました。そこで今後予定されている火入れの準備として除草作業をしました。




火入れの際に安全地帯となれる部分を作るために草を刈りました。


作業終了後、集合写真を撮りました。

約3時間の作業でしたが、あっという間でした。試験終わりに自然に触れる体験ができて気分もリフレッシュできたと思います。
今後も継続的に活動にかかわりながら自然環境保全への理解も深めていきたいと思います。

↓前回の体験会の様子です。
